2009年11月13日金曜日

ZigBee モデム・シールド

ASURA先生からZigBeeシールドとUSBシリアル・コンバータ SparkFun XBee Explorer USB(?),ZigBeeモジュール2コのペア・セットをかりてためしてみた.アシュラ阿修羅ってアフラマズダと関係あるんですかね.

シールドは,デジタル0−7番ピンソケット,アナログ0−5番ピンソケット,ICSPソケットで接続固定する設計で,さらにシールドをかさねることはできない.回路図によるとICSPソケットを通して5V, GND, Resetが接続され,ほかはデジタルピン0番と1番でRXとTXをつないでいる.(写真ではその5本をケーブルでつないでいる.)
モデムは一対一で自身と宛先の番号を設定することになる.詳細は Making Things to Talk を参照.シリアル・ターミナル・プログラムを引っ張り出したりするのがすこし面倒.Arduinoから設定を書き込んでしまうスケッチなど,だれか作っていそうなものだが.
利用は,プログラム済みのArduinoに装着し,PCなどとシリアル通信を無線で行う,というものになる.シールドをつけると無線でスケッチがアップロードできるようになる,わけではない.(実際リセット用のDTRなどが出ていない.)
TX/RXの切り替えジャンパ・ピンがあり,スケッチ・プログラムのコードをアップロード中は,無線モデムと切り離し(USB側をショート),予期しないモデム設定の変更が起きないようにする.
モデムを通した速度は9600bpsのみ.シリアル通信を使う動作確認済みのアプリケーションを,無線化するのにつかおう.SoftwareSerialとかSoftNewSerialで他のピンを接続に使えると,もっと使えそうだが.普通のBreakout boardがあればよかったのにですね.

1 件のコメント:

  1. ありました、スイッチ・サイエンス製オリジナルの Breakout ボードが.XBee を付けると,せっかくのピン名称が見えなくなってしまうような気がする.SparkFun の ZigBee Explorer ボードは,ピンヘッダをハンダ付けすれば USB アダプタだけでなく Breakout ボードになるようだ.

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