2012年5月18日金曜日

Arduino の C やアセンブラプログラミングを自宅で(ステップ1)

Arduino を使って C/C++ やアセンブリのプログラミング演習ができますが,自宅のパソコンに必要なソフトウェア, 環境を準備する方法を説明します.

Windows PC の場合

大学の演習端末などは Linux など Unix 系であることが多く,学生用に販売されている PC も二つ以上 OS がインストールされ Linux が選択できることがあります. しかし,普段使わない人が Linux を使うのは面倒が多くメリットも少ないので,Linux なれしたこだわりがある人以外は,Windows でやった方がいいのです.どうしても emacs や X window を使う必要がある場合も Windows で動かすことはできます. メーカーが配付しているソフトウェアも,Windows 用が基本です.

Arduino IDE をダウンロードしてインストールする.

Arduino を使うときに最初に使用する,Arduino IDE は,簡単なスケッチで動作を確認したり,シリアルポートの番号をしらべたり, シリアルターミナルで Arduino の print 出力を見たりと便利に使えますし,コンパイラ gcc/g++ やプログラムのアップローダ avrdude を Arduino 専用にもっていますので,とりあえずインストールしましょう. 最新版はバージョン 1.0 です.大学で使っているもののバージョンと違っても,最新版にしておいたほうがよいでしょう.

ダウンロード http://arduino.cc/en/Main/Software

圧縮ファイルを展開して,フォルダごと Program Files (Windows 7 の場合 Program Files (x86) が適切な場合があります)にコピーして入れてください.フォルダの中の Arduino.exe を開いて起動してみてください. ためしに,短いスケッチをコンパイルしたり,アップロードしててみてください.

File > Examples > 1.Basic > Blink

Arduino を初めて USB ケーブルでつなぐと,ドライバのインストールを求められます. コピーしたフォルダに driver というフォルダがあってドライバはそこに入っていますから,マニュアルインストールが必要な場合は,そこから選んでインストールしてください. Arduino IDE でアップロードができたら,自分でコンパイルしたプログラムもアップロードできるようになったということになります.

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